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結婚相談所のお見合いで「交際希望」をもらえる人の共通点は何ですか?

結婚相談所のお見合いで「交際希望」をもらえる人の共通点は何ですか?
結婚相談所のお見合いで「また会いたい」と思われる人は、何をしているのでしょうか?

「お見合いはそこそこ組めるのに、交際希望がもらえない」「なぜか自分がいいなと思った相手ほど通らない」──そんな相談は、現場で本当に多いです。今日は、仲人として何百件ものお見合い後アンケートを見てきた私が、「交際希望理由」のトップに毎回挙がるものをお伝えします。

A. 結論から言うと、「プロフィールをよく読んでくれていた」「自分に興味を持ってくれた」の2つです。

この2つが、交際希望理由のぶっちぎり1位、しかも同率1位です。逆に言えば、お見合いで通らない人は、この2つを相手に感じさせられていない、ということになります。

ポイントは、「実際によく読んだか」ではなく「相手にそう思わせられたか」です。ここを誤解している方がとても多いので、順番に説明していきます。

理由1:お見合いの合否は「情報量」ではなく「体感」で決まるから

交際希望は、頭で論理的に出すものではありません。「この人ともう一度会いたいか」という感覚で出すものです。

その感覚を生むのが、「この人は自分のことを分かろうとしてくれた」という体験です。年収や職業や趣味の一致ではなく、目の前の1時間で受け取った印象が、合否を決めます。だからこそ、相手の体感に働きかけるアプローチが必要になります。

理由2:相談所婚活では「面接」と「対話」が混ざりやすいから

ここが自由恋愛と相談所婚活の大きな違いです。

相談所のお見合いは、お互いのプロフィールを事前に持ち寄って臨みます。その結果、多くの人が「プロフィールに書かれた情報を一問一答で確認する」会話に陥ります。「お仕事は何年目ですか」「ご趣味のジョギングはどれくらい走るんですか」と聞けば、一見プロフィールを読んでいる人に見えますが、相手からすると「審査されている」感覚になります。

これは似て非なるものです。情報を確認する人ではなく、情報から会話の切り口を作れる人が、選ばれます。

理由3:お見合いに慣れるほど「関心」が抜け落ちていくから

不思議なことに、お見合いは数をこなすほど下手になる人がいます。

理由はシンプルで、「お見合いとはこういうものだ」という先入観が染みついてしまうからです。最初は緊張しながらも、目の前の相手をちゃんと見ていた人が、回数を重ねるうちに「どうせ今日もこんな感じだろう」と力を抜く。その抜いた力が、ちょうど「相手への関心」の部分なのです。

新規入会してすぐの方が交際成立しやすいのは、まだこの先入観に染まっていないからです。

現場でよくあるケース

たとえば、相手のプロフィールに「池井戸潤の小説が好き」と書かれていたとします。

避けたい反応は、「池井戸潤、好きなんですね。何冊くらい読まれましたか?」という確認型の会話。これでは情報の点検にしかなりません。

代わりに、「私もドラマをきっかけに何冊か読みました。組織の中の正義の通し方みたいなものが、いろんな角度から描かれていて発見がありますよね」と返したうえで、「他に池井戸作品の魅力って、どんなところに感じていますか?」と聞く。

これだけで、相手は「この人はトピックを持ってきてくれている」「自分の好きなものを受け止めてくれた」と感じます。実際にその作品を熟読している必要はありません。一手間かけて準備したことが伝われば、それが「プロフィールをよく読んでくれていた」という体感になるのです。

別の例で言えば、「アジア旅行が好きで、現地のスパイスを買って料理する」と書いてある男性会員のお見合いに向けて、女性側が日本で出回っているスパイスや、現地でしか手に入りにくいスパイスを軽く調べていく。これも立派な準備です。会話の切り口になり、人柄が伝わる材料になります。

ただし、例外もあります

もちろん、どれだけ準備をしても相性が合わない相手は存在します。5つの切り口を用意していっても、ひとつも会話が広がらないこともあります。

その場合は、「自分の準備不足」と捉えなくて大丈夫です。むしろ、ここまで準備して盛り上がらない相手は、根本的に相性が合わないと判断する材料になります。準備は、合う人を見つけるためのフィルターでもあるのです。

ただし、「相手の話がつまらないから盛り上がらなかった」という結論にだけは、絶対に行かないでください。その思考に入った瞬間、次のお見合いでも同じパターンを繰り返します。

では、どうすればいいのか

対策1:プロフィールから「会話の切り口」を5つ用意する

暗記するのではなく、「この話題を出したら、相手も話しやすそうで、自分も楽しめそう」という切り口を5つ考えてからお見合いに臨んでください。1つの話題で5〜6分、当たれば10〜15分は会話が続きます。5つあれば、相性が合う相手とは1時間きちんと持ちます。

対策2:「情報を確認する質問」を「感想と問いかけ」に変える

「何年やっているんですか」ではなく、「〇〇というお仕事、ご自分にはどんなところが合っていると感じますか」のように、相手の内面に触れる聞き方に変えてください。一問一答から抜け出すだけで、印象は大きく変わります。

対策3:オンラインお見合いの利点を活用する

オンラインの場合、手元にメモを置いておけます。切り口を5つ書き出しておき、会話の流れに合わせてちらっと確認しながら進められるのは、対面にはない強みです。緊張して話題が飛ぶこともありません。対面でもこの準備自体は同じようにできますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

交際希望理由のぶっちぎり1位は、「プロフィールをよく読んでくれていた」「自分に興味を持ってくれた」の2つです。本質はどちらも同じで、「この人は自分を分かろうとしてくれた」という体感を相手に渡せたかどうかです。

そのために必要なのは、暗記でも情報の確認でもなく、プロフィールから会話の切り口を準備していくこと。事前準備こそが、お見合いの合否を分ける一番の要素です。

交際希望が最近通らないと感じている方は、まず次のお見合いに「5つの切り口」を持って臨んでみてください。盤面が変わるはずです。

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